大柵欄の2本の通りを改名 清代の地図上の地名が復活

【北京4月25日】北京市企画自然資源委員会西城支部は最近、歴史的な地名の文化遺産の保護を目的に大柵欄街道の2本の道路を改名すると明かした。

このうち大柵欄西街鉄樹斜街から煤市街までの全長約275mの大柵欄西街は、清代の地図上の地名である「観音寺街」に改名。もう1本の延寿街からの楊梅竹斜街の全長約38mの一部分は、同じく清代の地名を復活させ、「一尺大街」に改名するとしている。

歴史考察によると、護国観音寺は明代に創建され、清代乾隆年間に改修。元大都(元朝の首都)、金中都(金朝の首都)旧市街の路地の発展を実証する古寺であり、歴史的な地名の復活は〝老北京〟文化の悠久の歴史を人々に知らしめるものだとしている。

 

~北京天津ジャピオン2020年5月4日号~

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