北京市最新版ゴミ条例に伴い 資源ゴミ予約回収サービス始動

【北京4月27日】5月1日(金)より施行された最新版「北京市生活ゴミ管理条例」に伴い、西城区城市管理委員会は同日より、徳勝街道にて試験的に資源ゴミの予約回収サービスを開始した。

新条例では、資源ゴミ、生(厨房)ゴミ、有害ゴミ、その他のゴミの4種類に分別。それぞれ異なる色のゴミ箱を設置している。

徳勝街道関連責任者によると、小型の資源ゴミは住宅区に設置しているスマートゴミ箱で自動的にポイントが付与できるものの、家電などの大型ゴミは処分に困るため、アプリまたは電話で事前に予約してもらい、個別訪問・回収するサービスを提供。発泡スチロールや古着などの回収も可能だという。

また、毎週土曜には専用車によるリサイクル品回収を実施。書籍、新聞紙、ダンボール、酒瓶、鉄くずなどの引き取り額が一目でわかる価格表も明示している。これらはゴミ回収所の設置に比べ、道路の占拠や汚れ、危険性などの問題もないと説明している。

一方、東城区の東花市街道の一部の住宅区でも、独自のアプリを利用した予約回収サービスを採用。朝陽区の双井、潘家園などの街道では、第三者企業による同様のサービスを導入している。

 

~北京天津ジャピオン2020年5月4日号~

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