北京市自転車専用道開通1年 違法行為の〝暴露〟制度導入へ

【北京6月1日】回龍観―上地間の北京市初の自転車専用道開通から約1年が経過し、北京市交通委員会は複数回にわたる違法乗車行為に対し、スクリーンに映し出すなどの懲罰制度の導入を検討していることがわかった。

同専用道の総利用台数は年間で140万台を突破、1日平均4000~6000台に上る。

監測データによると、平日の利用台数は朝晩のラッシュ時にピークを迎え、朝は回龍観から上地方面、夕方はその逆が混雑することが判明。通勤利用者は約1500人に上るという。また、北京交通発展研究院が行ったアンケート調査の結果、利用者の満足度は10点満点中8.7点に達し、このうち40%が満点と回答している。

一方、昌平区では専用道路全線に監視システムを導入し、同成街とG6交差点、終点に大型スクリーンを設置、逆走や違法停車、スピード違反などの違法行為を白日の下に晒すとしている。

 

~北京天津ジャピオン2020年6月8日号~

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