19年の中国中高生喫煙調査 電子タバコの使用率が上昇

【京津5月31日】中国疾病予防控制中心は〝世界禁煙デー〟の5月31日(日)、「2019年中国中学生煙草調査」を発表した。

同調査は全国31の省・自治区・直轄市の中学・高校・職業学校生約29万人に実施。その結果、中学生の喫煙率は顕著に低下しているものの、電子タバコの使用率が上昇していることがわかった。

中学生で「タバコを吸ったことがある」は2014年の17.9%から12.9%、「タバコを吸っている」は14年の5.9%から3.9%に減少。一方、「電子タバコを知っている」は45%から69.9%に、電子タバコ使用率は1.2%から2.7%に増加。また、高校生の電子タバコ使用率は2.2%、職業学校生は4.5%に上る。

 

~北京天津ジャピオン2020年6月8日号~

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