【北京2月24日】北京市環境保護局は2月24日(火)、〝初五〟にあたる23日(月)夜の花火・爆竹燃焼による空気への影響の簡易分析結果を発表した。。
これによると、同日18時にPM2・5濃度は1立方㍍あたり50マイクロ㌘だったのに対し、19時頃より花火・爆竹の燃焼量が徐々に増加し、21~23時にはPM2・5濃度は1立方㍍あたり150マイクロ㌘を超過した。燃焼が集中した22時、全市のPM2・5濃度は1立方㍍あたり224マイクロ㌘に上昇。24日(水)6時には138マイクロ㌘へと下降した。
中でも、居住人口が比較的集中する地域での影響は顕著に現れ、西直門北大街駅では1時間あたりの最高濃度となる1000マイクロ㌘を記録。同時間、花火・爆竹燃焼区域から離れた八達嶺駅では僅か49マイクロ㌘だった。
~北京・天津ジャピオン2015年3月2日号