北京大興国際空港開港1周年 定時運航率は国内トップに

【北京9月25日】北京大興国際空港が開港1周年を迎えた9月25日(金)、民用航空局は記者会見の席上で、同空港の1日の平均発着便数が650便にまで回復したと発表した。

同空港総経理によると、同空港は4回にわたる大規模な移行により、現在、国内外航空26社の202便が就航。就航都市は世界143都市に及んでいる。また、開港から1年間の旅客乗降者数は1023万人に達している。

このほか大雪、濃霧、雷雨などの天候152日に対し、113日の定時運行を実現。2020年の定時運航率は、全国主要空港のトップとなっている。

同空港では、安全な走行間隔の確保や滑走路への誤進入防止等に必要なガイダンスを提供する「A―SMGCS(先進型地上走行誘導管制システム)」、ヘッドアップディスプレイ(HUD)を使用した滑走路視距離(RVR)75メートル基準など、国内初のシステムを積極的に導入している。

~北京天津ジャピオン10月12日号~

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