北京でコロナ感染拡大を受け 大型イベント取り消し・延期へ

【北京12月28日】2020年12月下旬に順義区などで新型コロナウイルス感染症例が相次いで確認されたことを受け、北京市内の観光地は大型イベントの取り消し及び延期を発表した。

中央電視塔景区は2020年12月28日(月)、同年31日(木)~1月3日(日)に予定していたライトアップイベントの取り消しを発表。北京歓楽谷は同年27日(日)、翌28日より夜間営業の停止を告知した。

また、北京オリンピック水上公園は同年27日より、室内のアイススケートリンクなどの営業を停止すると発表。北京白雲観も同年26日(土)、観光客の受け入れの一時停止を発表。北京戒台寺景区は同年22日(火)、同年31日に予定していた年越しイベントの取り消しを発表した。

このほかコロナ流行予防管理ガイドラインに従い、映画館、図書館、博物館、美術館、文化会館など屋内における公演・エンターテイメント施設の観客率・入場率を75%までとする制限を実施。公園や観光地などでも実名予約制による人数制限を徹底する。なお、原則的に各種の廟会(縁日)、大型の文化活動、公演、遊園会なども開催の見送りが求められる。

~北京天津ジャピオン2021年1月4日号~

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