20年北京の新経済的付加価値 全国の38%を占め、順調に成長

【北京2月27日】北京市統計局は最近、2020年の新型コロナウイルス流行防止抑制統一計画及び経済社会発展状況のデータを報告した。これによると、同年の北京市の新経済的付加価値は1兆3456億元だった。

北京が全国の新経済的付加価値のうち、37.8%を占めた。

統計データによると、同年の北京における一定規模以上の工業のうち、ハイテク製造業、戦略性新興(先端)産業の増加率はそれぞれ9.5%、9.2%。一定規模以上の工業の平均レベルを上回ったのはスマートフォン、工業ロボット、集積回路などのハイテク産業で、成長率はそれぞれ18.9%、13.4%、9.7%だった。

また、一定規模以上のサービス業のうち、ハイテクサービス業の収入は9.8%増、このうち情報技術サービスが15.5%増、デジタルコンテンツ及び関連サービスが21.1%増となっている。

このほかオンライン消費、オンライン・ツー・オフライン(O2O)による新型消費が急速に成長。同年、北京市の一定額以上の売上のある卸売・小売宿泊飲食業のオンライン小売総額は30.1%増となり、社会消費財小売総額の32.2%を占めている。

~北京天津ジャピオン2021年3月8日号~

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