北京に145日ぶりの有効降雨 無降水継続記録がついに止まる

【北京3月18日】北京市の広範囲で3月17日(土)の早朝から夕方にかけて雪または雨が降り、2017年10月23日からの145日間にわたった歴史的な無降水継続記録に終止符が打たれた。

北京市気象局によると、17日5時から17時までに全市で平均3mm、中心部では3・5mmの降水があった。最も多かったのは朝陽区豆各庄駅の7・1mm。北京の天気を代表する南郊観象台では4・4mmを観測した。

北京はこの冬1月21日(日)に初雪が降ったが、南郊観象台で観測されたのが0・1mmと微量だったため有効降雨とは見なされず、無降水継続記録が続いていた。

早春の思いがけない雪に多くの人が公園に繰り出した。市公園管理センターによると、この日の人出は普段の3割増。中でも北京植物園臥仏寺で折よく開いた蝋梅は、来園者の目を楽しませた。

~北京天津ジャピオン2018年3月26日号~

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