北京ワクチン1300万人突破 PCR検査の必要性も再強調

【北京4月20日】北京市で4月19日(月)15時、新型コロナウイルスワクチンの接種が累計1300万人を突破した。 このうち809万人が2回目の接種を完了した。

地域別では海淀区が200万人、朝陽区、大興区、豊台区がそれぞれ100万人を超えた。年齢別では、18歳以上の1回目のワクチン接種率は66.8%、60歳以上は139万人に上った。このうち90歳以上が1765人、最高年齢は100歳以上となっている。

一方、北京市疾病予防控制中心は最近、WeChat(微信)公式アカウントにてコロナワクチン接種後の抗体獲得までの期間について説明した。

前期のワクチン臨床試験研究によると、2回目の接種から約2週間後に免疫効果が見られると回答している。

また、「ワクチン接種後にもPCR検査が必要か」との疑問について、ワクチン接種証明はPCR検査による陰性証明の替わりにはならないと回答。ワクチン接種後、抗体免疫生成の失敗、または有効性が獲得できない、ワクチン接種から抗体ができるまでの期間に感染、無症状感染者などの可能性も考えられることから、PCR検査の結果は必要だとしている。

~北京天津ジャピオン2021年4月26日号~

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