北京市野生動物保護管理強化 今年の違法案件は115件に

【北京6月5日】北京市園林緑化局と関連部門は今年、野生動物専門の取り締まり実施により野生動物に関する案件115件、犯罪グループ6組を摘発、野生動物1416匹(頭、羽)を押収した。

昨年6月1日(月)の「北京市野生動物保護管理条例」施行から1年間、同局は野生動物生息地の再生・建設、救護や観測などを通して野生動物の保護を強化。今年6月末までには野生動物保護のさらなる推進を目的に、条例に紐づく管理制度の制定を進めている。

北京ではこの1年間、違法な捕獲、人工育種、輸送、取り引き、食用の5つの違法行為の取り締まりを強化。北京市園林緑化局、公安、市場監督管理局などは連合で今年、前述の摘発及び野生動物の押収、違法犯罪者117人を検挙、野生動物製品513点を押収していた。

北京では2016~20年の5カ年計画で野生動物237種、1万9000匹(頭、羽)を保護している。

~北京天津ジャピオン2021年6月14日号~

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