幻の地下鉄1号線「福寿嶺」駅 改造を経て、近日運用開始へ

【北京7月5日】北京市発展和改革委員会は7月5日(月)、近日にも地下鉄1号線最西端の「福寿嶺」駅の使用を開始すると発表した。

「苹果園」駅から約1.4キロ西北にある「福寿嶺」駅は、1969年の1号線開通時に建設されていたものの、一度も運用されていなかった。今回、地下鉄駅の内装を一新し、設備の一部を改造、安全検査所や設備室などを増設する。これらの改造を経て、正式に1号線運営線路に組み込まれる予定。

「福寿嶺」駅と北京・銀行保険産業園との直線距離は約1.2キロ。同駅の使用開始後は隣接する福寿嶺公共バスターミナルと連携し、地下鉄駅下車後、バスに乗り換えることで、約7分で保険産業園に到着する。

~北京天津ジャピオン2021年7月12日号~

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