北京―天津地区の鉄道乗車券*一部を除き発売を見合わせ

【京津1月9日】天津における新型コロナウイルス感染症拡大を受け、鉄道部門は1月9日(日)より、天津地区の天津南駅、濱海駅、天津北駅、武清駅などからの北京行き列車の乗車券の発売を見合わせると発表した。

北京南―天津間を結ぶ高速鉄道・京津城際は天津駅、天津西駅発着の一部の列車のみ乗車券を販売する。

鉄道部公式サイト「12306」によると、天津南駅、軍糧城北駅、濱海駅、天津北駅、濱海西駅、濱海北駅、塘沽駅、芦台駅、宝坻駅、薊州北駅、楊柳青駅、静海駅、楊村駅、薊州駅、武清駅から北京地区への乗車券発売を一斉に停止。また、中国鉄路北京局集団は1月11日(火)0時より、上記の駅からの乗車券は手数料無料で払い戻しすると発表した。

現在、天津市に往来する際は、48時間以内のPCR検査の陰性証明が必要となる。鉄道、長距離バス、高速道路にはそれぞれ専用の入口や通路が設置されており、天津から北京に入る際は48時間以内のPCR検査の陰性証明及び健康QRコードの提示が必須となる。

北京市疾病予防控制中心は9日、不要不急の北京、天津の往来は避け、通勤者は在宅勤務に切り替えるよう両市の市民に要請している。

~北京天津ジャピオン2022年1月17日号~

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