今年1Qの求人報酬状況報告*人気の技術系は月給2万元超

【北京5月11日】北京市人力資源和社会保障局は5月11日(水)、「2022年北京市人力資源市場報酬状況報告(第一四半期)」を公布した。

報告によると、今年1Qの高給職種は技術系に集中しており、技術系の求人の8割以上が月給2万元以上であることが分かった。このうち神経言語プログラミング(NLP)資格保持者、システムアーキテクト(SA)の月給の中央値(データを大きい順に並べた時の中央の値)は3万5000元に上っている。

また、コロナ禍の影響により生物医薬企業のハイエンドに対する研究開発の求人が増加。このうち人気職種である遺伝子工学ワクチン研究員の月給の中央値は3万2745元で、技術系の中でもトップクラスとなっている。

このほか6つの職業が高給職種として急上昇。具体的には、集積回路設計師、暗号技術応用プログラマー、フォレンジックアナリスト、ビッグデータエンジニア、インターネットマーケター、人工知能(AI)トレーナーで、これらの職業の月給の中央値は1万5000元以上だった。

なお求人のうち、最高給は産業投資家の5万6481元、次いで国際弁護士の4万8572元だった。

~北京天津ジャピオン2022年5月23日号~

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

PAGE TOP