北京吉野家が謝罪文公開 衛生管理の不行き届き発覚

地元新聞『京華時報』は3月15日(金)、「吉野家」チェーン店の衛生管理不備を指摘する記事を掲載した。
同記事は、東城区の東方銀座内にある「吉野家銀座店」が日常的に未消毒の食器を使用しており、崇文門の「吉野家崇外店」では廃棄処理期限を過ぎた白飯を提供していたとする、チェーン2店舗での衛生管理の不備を暴露したもの。
この報道に対し北京吉野家は15日午後、公式の簡易ブログ微博(ウェイボ)と公式サイト上で謝罪の声明を発表した。
また、北京吉野家を管理する合興集団控股有限公司は同日午前中、問題となった2店舗は現在徹底調査中で、管理責任者や店長を厳重に処罰したうえ、改善が確認できるまで同店舗の営業を停止する予定であると明かした。
東城区衛生局衛生監督所は15日午前に2店舗に立ち入り調査を行い、その場で衛生問題の迅速な改善を求めた。
同日午後、銀座店は内部調整のため、崇外店は設備点検のためとそれぞれ貼り紙を出し、現在は営業を停止している。
(3月16日)

 

~北京ジャピオン2013年3月25日号

 

 

 

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