禁煙条例違反、2カ月で2千件*電子タバコのクレームが激増

【北京10月30日】北京市控煙協会は最近、今年9月1日(木)~10月30日(日)までに微信公式アカウント「無煙北京」にて受けた「北京市控制吸煙条例」違反行為に対するクレーム通報数が2101件に上ったと明かした。

クレームの多い公共場所は、レストラン(33.2%)、住民楼(26.1%)、オフィス(15.1%)、大学(11.8%)、ショッピングモール(3.9%)の順だった。なお、公共場所での違反行為が90.3%を占めた。

具体的な内容は、敷地内での喫煙(70.4%)、敷地内に禁煙の標識がない(21.1%)、敷地内で喫煙具を提供(3.6%)、敷地内に喫煙者がいても誰も忠告・阻止しない(4.5%)などだった。

また、電子タバコへのクレームが顕著に増加。最近、上海市では改訂版の禁煙条例に公共場所での電子タバコの禁止を明記しており、北京市控煙協会は北京市でも改訂を呼びかけるとしている。

~北京天津ジャピオン2022年11月7日号~

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