22年の禁煙条例違反クレーム*前年比11%減の1万601件

【北京2022年12月31日】中国控制吸煙協会は12月31日(土)、2022年1月1日(土)~12月31日までの「北京市控制吸煙条例」違反行為に対するクレーム通報数は前年同期比11.3%減の1万601件だったと発表した。

月平均では883件だった。

クレームの多かった公共エリアの上位5カ所は、レストラン(27.4%)、オフィスビル(26.1%)、住民楼(22%)、事務所内(11.7%)、商業施設(2.9%)の順だった。なお、公共場所での違反が全体の90.2%を占めた。

具体的なクレームの内容は、敷地内での喫煙(68.7%)、敷地内に禁煙の標識がない(23.1%)、敷地内で喫煙具を提供(4.0%)、敷地内に喫煙者がいても誰も忠告・阻止しない(4.0%)などだった。

なお、クレームが最も多かった行政区は、朝陽区3352件、海淀区2382件、豊台区1086件、西城区800件、東城区653件で、上記5区が全体の78%を占めた。

また、クレーム数が最も多かった場所として、交大東路31号院4号楼(161件)、漢王大廈(108件)など、9カ所が名前を列挙されている。

~北京天津ジャピオン2023年1月9日号~

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

PAGE TOP