【北京3月21日】「北京市2022年国民経済と社会発展統計公報」が3月21日(火)に公布された。これによると、22年の北京のGDPは前年比0.7%増の4兆1610億9000万元だった。
産業別でみると、第一次産業が前年同期比1.6%減、第二次産業が11.4%減、第三次産業が3.4%増だった。第一・第二・第三産業の比率は0.3:15.9:83.3となった。このうち一定規模以上の工業の付加価値は16.7%低下した。
同年末までの全市常住人口は前年末比で4万3000人減の2184万3000人。このうち都市部及び都市近郊部の人口が1912万8000人で87.6%を占めた。また、北京以外の戸籍を持つ常住人口は825万1000人で、常住人口の37.8%だった。常住人口の出生率は5.67%、死亡率は5.72%。常住人口のうち、男性が51%、女性は49%。年齢別では15~59歳が最多の66%、続いて60歳以上の21.3%で、60歳以上のうち65歳以上が15.1%だった。
一方、22年の新規就業は26万人、平均失業率は4.7%だった。
このほか、市民の1人当たりの可処分所得は前年比3.2%増の7万7415元だった。
~北京天津ジャピオン2023年3月27日号~