直近5週の北京の感染症週報*コロナ、感染性下痢症が増加

【北京6月3日】北京市衛生健康委員会は最近、今年5月22日(月)~28日(日)までの感染症週報を公布した。これによると、報告された発症者数のうち、呼吸器感染症が97.1%を占めた。

同期間に報告された感染症数は3万750例で、前週の2万5544例より増加、5週連続で増加した。法律で規定された16種の感染症のうち、感染者数が最も多いのは新型コロナウイルス感染症、その他の感染性下痢症、インフルエンザ、肺結核、梅毒の順だった。なお、新型コロナは5週連続で首位となった。

同委員会は、夏季は腸管感染症が多発する時期でもあるため、飲食、飲水の衛生に注意し、食事前後には手洗いを実施するよう注意を促している。

~北京天津ジャピオン2023年6月12日号~

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