電信・ネット詐欺犯罪が横行*架空注文利益還元型が最多

【北京7月3日】北京市人民検察院、北京市公安局は7月3日(月)、電信・ネット詐欺犯罪取り締まり状況を報告した。

公安局刑偵総隊副総隊長によると、今年に入ってからの電信・ネット詐欺犯罪は主に5種で、この5種が全体の約70%を占めている。

このうち架空注文利益還元型が全体の29.35%と最多。具体的には、犯罪者が売り上げ実績を上げるための架空注文の副業を騙り、初回注文の際には被害者に元金と手数料を支払い、信用を得た後に大金を投入させるケースだという。

次に多いのが虚偽買い物サービス型(14.32%)で、ウェブやショートメールなどで割引や低価格を偽り物品を購入させ、被害者が手付金や保証金を支払った後、連絡を絶つケースだとしている。

このほか、銀行やネットバンクのスタッフを騙り、カード番号などを盗み出す虚偽信用調査型(10.61%)などが横行している。

~北京天津ジャピオン2023年7月10日号~

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