「2023世界ロボット大会」閉幕*最先端ロボット600点が登場

【北京8月16日】「2023世界ロボット大会」が8月16日(水)~22日(火)、亦創国際エキシビジョン・コンベンションセンターで開催された。

今大会には、世界のロボット関連企業と科学研究機関約140社による約600点の最先端ロボットが集結。人型やアンドロイド、アメツバメやネコのバイオニックマシンなど、斬新なロボットがお披露目された。

「Festo」が出品したアメツバメ型のロボットは、体長44.5センチ、翼を広げた状態で68センチ、体重はわずか42グラムの軽量化モデルで、自然界のツバメと同じような飛行が可能。GPSナビによる3Dナビゲーションシステム搭載で、オートコントロールとポジショニングシステムにより、将来的にオンライン工場などへの導入を見込んでいる。

また、「大象機器人」が自主開発したAIネコ型ロボットはラグドール、ブリティッシュショートヘア、白黒猫の3種類を展開。外観、触り心地、声ともに本物に近似しており、触れると喉を鳴らす、尻尾を振る、顔を上げるなどの動作を行う。同社社員によると、世界的な高齢化で孤独な高齢者が増えるなか、生きたペットの代用となることを期待している。

~北京天津ジャピオン2023年8月28日号~

 

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