【北京11月27日】北京市統計局は最近、公式サイトにて「北京統計年鑑2023」を公布した。これによると、2022年の北京全市市民の1日の1人あたりの可処分所得は212.1元で、全市民の1人あたりの消費支出は116.9元だった。
全市家庭のエンゲル係数は21.6%で、20年から3年連続で21%超となった。
22年末までの北京全市の常住人口は2184万3000人、前年比で4万3000人の減少となった。常住人口の男女比では、男性が51%、女性が49%だった。都市部と農村部の比率は、都市部が87.6%、農村部が12.4%で、都市部の居住比率が増加した。
また、同年の1日あたりの常住者出生人口は340人、死亡人口は343人。1日あたりの結婚登録数は250組、離婚登録数は121組だった。
職業別では、常住人口のうち第三次産業の就業が81.4%で最多となった。第二次産業は16.4%、第一次産業は2.2%だった。なお、都市部の失業率は4.7%だった。
このほか常住人口の育児比率は16.6%、高齢者扶養比率は20.76%で、ともに前年比で増加している。
~北京天津ジャピオン2023年12月4日号~