【北京3月13日】北京市市場監督管理局は3月13日(水)、「2023年消費者権益保護状況報告」を発表した。これによると、北京の製造業製品の品質合格率は96.87%で5年連続全国首位、消費財の品質合格率は96.68%で6年連続全国首位だった。
北京市では近年、品質向上に力を入れており、「中国質量(品質)賞」受賞及びノミネートされた組織は18に上っている。中でも電動自転車、ガス関連製品の品質安全専門取締りを強化し、消防製品、特殊労働防護用品、建築資材、農業資材、児童学生用品など83種類に対し、重点製品品質監督サンプル検査を行い、合格率は96.87%に達している。
一方、北京市は食品においても4年連続で国務院食品安全委員会食品安全評議審査にてA級の評価を得ており、33大食品安全サンプル検査の合格率は99.1%に達している。
夏季の食品安全特別措置では看板未設置の監督及び改善、過剰注文の誘導などの問題など、飲食浪費の典型的な事例を一般に向け公開した。また、コンビニや青果店、人気レストラン、美食城(グルメ街)、観光地及び交通駅周辺の飲食店3万8000店に対しても検査を行っている。
~北京天津ジャピオン2024年3月25日号~