中国台湾で即席麺から重金属 中国大陸の生産商品は安全

中国台湾で市販されている著名ブランドの即席麺の調味料から、近頃、鉛やヒ素、銅、水銀などの重金属が検出されたことを受け、北京を含む中国大陸でも、即席麺に対する不安が広がっている。
重金属が検出されたのは、中国台湾の「統一老壇酸菜牛肉麺」や「康師傅香辣牛肉湯麺」、韓国の「農心辛ラーメン」などの即席麺。
このうち、「統一老壇酸菜牛肉麺」の調味料における、銅と鉛の含有量が最高値を示し、それぞれ、1・73ppm、0・222ppmだった。
また、ヒ素の含有量は「農心辛ラーメン」が0・532ppmで最高となった。
これに対し各社は、中国大陸で販売中の同名製品は中国大陸で生産されており、食品安全国家基準に合格済みであることを強調している。
また、中国栄養学会理事は、食品には微量の重金属が存在するもので、極度に恐れる必要はないとする。
(11月15日)

 

 

~北京ジャピオン2013年11月25日号

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