順義の果樹園が深刻な雹被害 腐乱した果実、地面を覆う

【北京8月10日】順義区龍湾屯の「梨園之郷」では、8月7日(金)に降った雹により深刻な被害を受け、七連庄村の果樹園だけでも約1000万元の損害となっている。
七連庄の宏博梨園では9日(日)、傷が付き腐乱した梨が地面を覆い尽くし、臭気が充満している。経営者によると、出荷を控えていた梨は10個のうち9個の割合で被害に遭い、頭を抱えているという。果樹園を経営して20年の経営者は、過去にも自然災害による被害はあったが、今回の雹はもっとも深刻だと語っている。
同村には約70~80世帯、約1000㌶の果樹園があり、そのうち2割が梨園、8割がリンゴ園。梨が500㌘2~3元、リンゴが5~6元の市場価格で計算すると、損失額は約1000万元となる。
七連庄村委員会の委員によると、この地域の3~4つの村の果樹園が被害を受けたとしている。

~北京・天津ジャピオン2015年8月17日号

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