一流大学への合格ライン発表 文系受験者、初の700点突破

北京市教育考試院は6月23日(月)、先日行われた大学入試「高考」の大学ランク別の合格最低点数を発表した。

最高ランクで最難関とされる「本科一批」の合格最低点は文系が565点、理系が543点となった。

北京市の「高考」は750点満点で、「本科一批」には北京大学や清華大学といった一流大学が名を連ねる。

ランクは3段階に分かれ、「本科二批」、「本科三批」と下がるにつれて、合格最低点数も低くなる。

受験者の成績に基づき、大学側は7月6日(日)~8月10日(日)に合格者の選定を行う予定となっている。

市では今年、2316人が650点以上を獲得。うち2046人が理系受験者であった。

文系受験者の最高成績は704点で、文系においては北京市史上初の700点突破となった。

理系の最高成績は719点で、最高得点を取ったのはそれぞれ、清華大学と北京師範大学の付属校の生徒であった。

また、北京市では今年、1200人が受験を放棄した。

(6月24日)

 

~北京・天津ジャピオン2014年6月30日号

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