【北京3月15日】「北京2022冬季五輪・パラリンピック」の会場や公共区域などで使用されたスマート手指消毒器が今後、学校、病院、商業エリアなどに設置されることがわかった。
この消毒器は高さ約1.6メートルの円柱型で、人が接近すると自動音声が作動し、ノズルの下に手を差し出すと自動で消毒液が噴出されるシステム。零下20~30度の寒さや酷暑にも耐えられるという。五輪・パラリンピック期間中には約300台が設置されていた。
また、1日の使用回数や時間毎の使用グラフなどのデータのバックアップが取れるシステムで、データによると、五輪・パラリンピック期間中の使用回数は99万回を超えていたという。
~北京天津ジャピオン2022年3月21日号~