中国人オーストラリア留学事情 低年齢化により問題が多発化

【京津9月25日】留学サービス機構の「启徳留学」は9月24日(日)、「2017年オーストラリア留学報告」を発表した。これによると、オーストラリアの大学本科に留学した学生の47・7%が高校の段階で留学を思い付き、28・36%が中学時代に、8・96%が小学生時代に留学を検討し始めたことがわかった。

オーストラリア留学の低年齢化が進む一方で、中国と外国の教育の違いに着いていけない(45・48%)、英語レベルが低すぎて授業の理解が難しい(39・62%)、教室内では中国語で交流する(35・85%)などの諸問題が生じている。また、中国人留学生の54・72%が放校後に英語を勉強しておらず、転校や退学を迫られるケースもあるという。

留学の専門家は、低年齢の留学生は出国前に英語の強化訓練を行う必要があると強調している。

~北京天津ジャピオン2017年10月09日号~

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