北京市内の病院で5月2日(金)、四川風ピリ辛スープ煮込み「麻辣燙(マーラータン)」を食べた後に不調が現れた、20歳の女性の手術が行われた。
女性は3月に吉林省で麻辣燙を食べ、下痢などの症状に襲われた。
診断では肺と消化器系の感染症や、十二指腸に開いた穴などが見つかった。
異常の原因が麻辣燙によるものかどうかは不明だが、北京友誼医院の栄養士は、高脂肪・高糖分でカプサイシンが含まれる麻辣燙は、濃度が一定の高さに達した場合、胃粘膜に損傷を及ぼす可能性があると指摘。
また、スープの長期に及ぶ使い回しによる毒物の蓄積も懸念されるとしている。
(5月9日)
~北京・天津ジャピオン2014年5月19日号