外国人が偽のユーロ札を両替 総額36・9万元を騙し取る

【北京11月18日】秀水街雅秀商場にある闇外貨両替商で11月13日(木)、2人の外国籍男性が偽のユーロ札を両替し、36・9万元を騙し取った。
事件後、店主は三里屯派出所に通報した。
同日17時頃、2人の欧米人が同商場の仲介商を訪れ、200ユーロ札の5万ユーロ分の両替を要求。
仲介商からの連絡で駆けつけた両替商の女性店主は、手元に23万元しかなかったため、同業者を呼び出し、5万ユーロを合計36・9万元に両替した。
その後、2人はさらに3万ユーロの両替を要求、1時間後に取引をする約束をしたが、2人は現れず、携帯電話も電源が切られていた。
翌日、女性店主は銀行での預金手続きの際に、ユーロ札がすべて偽物だと気付いたとしている。
偽札は非常に精巧なもので、印刷や透かし、手触りなど、本物に酷似していた。
女性店主は、外貨両替商に従事してきた8年間で初めて騙されたとし、通報することで自分も処罰を受けることになるが、2人を捕まえたいと話している。

 

~北京・天津ジャピオン2014年11月24日号

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