3Qの主要産業の月収中央値*ライブ配信関連は1万元超に

【北京10月23日】北京市人力資源和社会保障局は10月22日(日)、「2023年北京市人力資源市場報酬状況報告(3Q)」を公布した。これによると、今年第3四半期(7~9月)の主要産業の平均月収中央値は前期比、前年比ともに微増となった。

3Qは夏季の文化・旅行消費の需要に伴い、生活サービス産業の平均月収中央値が大幅に増加。このうち料理人は1万1766元、ライブ配信オペレーターは1万629元となった。また職務別で見ると、専門技術など高スキル人材の平均月収中央値が1万元超と、引き続き増加していることがわかった。

このほかデジタル経済産業は1万4007元、スマート・ハイエンド製造業が1万2466元、テクノロジーサービスが1万1991元、医療・薬品・ヘルスケア産業が1万2697元と、1万元超となった。

なお、今期の注目度の高い26業種のうち、平均月収中央値の高収入トップは量子コンピューティング技術者の3万6768元だった。ほかに5Gシステムエンジニア、強化学習エンジニア、SOC(システム・オン・チップ)エンジニアが平均月収中央値3万元を突破している。

~北京天津ジャピオン2023年10月30日号~

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