大麻に関する麻薬犯罪が激増 犯罪者の7割超が25歳以下に

【北京6月24日】北京市第三中級人民裁判所副裁判長は6月24日(木)、「麻薬犯罪案件審理状況ニュース公告会」の席上で、直近1年間に同裁判所が管轄する裁判所で審理した麻薬犯罪事件は合計178件だったと発表した。

同副裁判長によると、2020年6月~21年5月までに管轄区内(朝陽、通州、順義、懐柔、平谷、密雲)で扱った麻薬犯罪事件は178件、判決を下した被告人は約200人。犯罪件数は減少したものの、大麻に関する犯罪は激増し、犯罪者が低年齢化しているという。

大麻犯罪事件の被告人の年齢は30歳以下で、このうち25歳以下が7割以上を占める。被告人の一部は高等専門学校(日本の短大)以上の教育を受けており、中には留学経験もあり、麻薬の危険性に対し一定の知識はあるものの、一部の国家の大麻合法化の影響を受け、好奇心や快楽の追及で手を染めるケースがあるとしている。

~北京天津ジャピオン2021年7月5日号~

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