【北京３月11日】近頃、初の北京歴史名園リストが公表され、天壇、?和園、北京植物園など25の公園、観光地がリスト入りした。
北京市園林緑化局の関連責任者によると、このリストの編成には５年を要し、５年間で北京市内に現存する約１０００カ所の歴史園林を全面的に調査。
同局公園風景区所長によると、今回歴史名園に選ばれたのは、北京市内にあり、抜きん出た歴史的文化価値があること、伝統造園技術を体現した園林だったと紹介している。
また、選抜基準として、園林の景観が１９４９年以前に作られている、または歴史上の景勝地であること、都市の変遷または文化芸術発展に対して影響のある園林、などを挙げている。
リストの25カ所は頤和園、圓明園、故宮御花園などの皇家園林、恭王府花園、醇親王府花園、淑春園などの私立園林、地壇、日壇、月壇などの壇廟園林の３つに分類され、これ以外に蓮花池、陶然亭、玉渊潭など歴史上の景勝地も入選している。

～北京・天津ジャピオン2015年3月16日号