【北京6月11日】北京市衛生と計画生育委員会と体育局は6月10日(水)、合同で市内全域のダイエット計画を始動する
とし、市民の参加を呼びかけた。
北京市で3年に一度実施している慢性病及び危険因子監測データによると、2014年の市内18~79歳の常住市民の肥満
率は、2011年の19・1%から21・9%に上昇。
成人10人のうち2人が肥満となる。
また、腰周りに脂肪が付く中心性肥満(男性は90㌢以上、女性は85㌢以上)も35・8%から38・1%に増加、肥満人口の
約4割が〝リンゴ体型〟となっている。
この体型が代謝に与える影響は大きく、各種慢性病の危険因子の1つだと紹介している。
また、成人以外に児童や青少年の肥満も増加中で、データによると、2013年~14年度の市内小中学生肥満率は15・58
%となっている。
~北京・天津ジャピオン2015年6月22日号