【北京8月11日】8月22日(土)より開催の世界陸上競技北京大会に先立ち、開会式総監督の甲丁氏は8月10日(月)、会場となる国家体育場(通称:鳥の巣)にて、開会式のコンセプトについて語った。
人海戦術に頼らないという今回は、オーケストラや合唱隊なども含め演出スタッフは1471人を予定しており、これは2008年の北京五輪開会式の20分の1以下の人数だという。また、色彩が単一になることを理由に、一般には会場の芝生は布で覆うが、今回はむしろ芝生を利用し、エコや生命力を表現するとした。舞踏家・胡婕によるパフォーマンスも開会式の目玉で、天使に扮した彼女が、大地に道を切り開いていくというもの。このほかにも、著名ピアニスト李雲迪による演奏も行われる。
~北京・天津ジャピオン2015年8月17日号