【北京1月19日】北京長安街の新聞大厦酒店付近で1月18日(月)20時頃、公共暖房用の水道管が爆発する事故が発生した。
この爆発により、大量の熱湯が十数㍍の高さまで噴射し、白い水煙が十数階の高さまで立ち昇った。当夜、新聞大厦酒店では公共暖房が停止した。23時頃、熱力集団関連責任者は長安街の分管から水漏れがあったことを確認し、周辺約400世帯の住民および公共建築の公共暖房に影響を及ぼしたとした。また、19日(火)には修復が完了する見込みだとした。
事故現場では、噴出した熱湯が凍結し、氷の塊が散在していた。なお、この事故による長安街上下線の交通への影響はなかった。
18日(月)は旧暦の〝四九(冬至から数えて第四の9日間で、1年でもっとも寒い時期とされる)〟の1日目で、前週に降雪があったうえ北風の影響も受け、ここ数日は最高気温がマイナスとなり、事故現場の気温はマイナス9度だった。
~北京・天津ジャピオン2016年1月25日号