【北京4月9日】最近、懐柔湯河口鎮湯河口村で人為的に放ったとみられる200~300匹のキツネが民家の家禽を噛み殺す被害が相次いでいる。
湯河口森林公安派出所によると、確かにキツネが放たれた事実はあるが、放棄に森林公安の許可が取られていないため、犯人は未だ判明していない。
村民によると、自宅で飼育している約50羽の鶏のうち、この十数日以内に30羽の鶏が死に、4羽が咬まれた。村民は番犬を飼っているがキツネは大きく、犬も咬みつかなかったという。また、付近の路上では体長約60cmの黒い毛皮のキツネの死骸が見つかっており、犬に咬まれる以外に餓死するキツネも多いとしている。
村民の間では大興のキツネを何者かが懐柔に運んで放ったという噂が立っているが、目下、確証は得られていない。
~北京・天津ジャピオン2016年04月18日号~