【北京6月12日】朝陽区青年路国美第一城小区東門の駐車場内で6月12日(日)早朝、約20台の自家用車に腐食性の液体が撒かれ、塗装が剥がれる事件があった。
この駐車場は全長約300m、幅約10mの並列駐車場で、ボンネット一面の塗装が剥がれた車もあれば側面が削れただけの車もあり、被害状況は車両により異なるという。
現場の監視カメラの映像によると、犯人の車両は国産車・金杯のワゴン車で、ナンバープレートの一部は塗り替えられた疑いがある。
また、駐車場の責任者によると、この駐車場はどこの管理会社が管理を担当しているのか不明瞭で、付近の住民によると、駐車場は建設から約1年を経て未だ名称もなく、管轄の問題も明確にならないままだとしている。
警察による現場検証は終了したものの、液体の成分は判明していない。
~北京・天津ジャピオン2016年6月20日号~