【北京7月3日】近ごろ、不動産仲介大手・偉業我愛我家集団は、2016年上半期の北京住居賃貸市場状況データを発表した。これによると、北京地域の住宅賃貸契約数は2015年上半期比25%増、下半期比22・3%増で、1カ月の平均賃貸料は下半期比5%アップの4560元だった。
同統計データによると、北京賃貸市場で最も人気の区域は五環外の北苑、回龍観、上地で、その中でも回龍観の1カ月の賃貸料は最も低く、平均3000元以下となっている。また、部屋のタイプ別で見ると、最も人気があるのは2LDKで、全体の45・4%を占め、月平均賃貸料は4827元、次いで32・6%が1LDK(またはDK)で、月平均賃貸料は4027元だった。なお、賃借人のうち、北京戸籍の人はわずか16・6%となっている。
~北京・天津ジャピオン2016年7月11日号~