【北京10月6日】懐柔河防口長城から青龍峡に向かう山上で10月4日(火)、遭難していた大学生4人が7時間を経て、救助された。
大学生たちは河防口北闘嶺野長城に沿って登山し、青龍峡に向かう計画だったものの、雨天で道が滑り、霧で方向がわからなくなり道に迷い、警察に通報していた。
通報を受け、懐柔国慶安保指揮部はすぐさま消防支隊を派遣、懐柔派出所も急遽現場に赴き、捜索を続けていた。救援隊が到着した頃には日も暮れ、降雨と濃霧で視界が狭くなり、山道は滑りやすく、捜索は困難を極めたが、3時間後についに山のふもとにいた大学生たちと合流した。彼らは寒さと体力の消耗により震えていたという。
その後、消防隊員らの先導の下、大学生たちは無事、下山したとしている。
~北京・天津ジャピオン2016年10月17日号~