【北京5月16日】北京市愛国衛生委員会、北京市交通委員会、北京市交通執法総隊などは最近、合同でタクシー内での禁煙及び車内への〝禁煙〟ステッカー貼付を再度、言明した。
昨年12月に他社に依頼した調査データによると、73・3%のタクシー車内に禁煙表示がなく、23・3%のタクシー運転手が乗客による社内喫煙を許可、8・1%のタクシー車内でタバコの臭いがし、1%のタクシー運転手が車内で喫煙していたことが判明。北京で実施している全面禁煙とは、格段の差があることが明らかになっている。
この現状に対し、関連部門は再度、関連規定を明確にし、タクシー内での喫煙を厳禁する。同時にタクシー業界7・1万台のタクシー(郊外区の電動小型車を含む)は禁煙ステッカーの貼付を実施する。
また、乗客はタクシー乗車時に車内での喫煙を発見した場合、北京市衛生和計画生育委員会ホットライン12320、または交通執法総隊に通報するよう呼びかけている。
~北京天津ジャピオン2017年05月22日号~