【北京3月23日】大興区万畝森林の「北京野生動物園」ダチョウ区で3月22日(木)に妊婦がダチョウに驚いて転倒した件を受け、同園の関係者は23日(金)、同園が妊婦に対して謝罪していたことを明かした。
妊婦の配偶者によると、22日午後に一家でダチョウ区に訪れた際、一頭のダチョウが突如、鉄柵から抜け出てきたという。これに驚いた妊婦は地面に転倒し膝を負傷、顔面の頬骨も赤くなっていた。事故直後、動物園側は妊婦に黄西村医院にて検査を受けるよう手配しており、幸い妊婦に大きなケガはなく、胎児にも影響はなかったとしている。
同配偶者によると、ダチョウは全長約2m、一方、鉄柵には細いワイヤーが約3cm間隔で張り巡らされていたが、柵の高さは約1mしかなかった。
動物園のスタッフは、春季は冬季に比べ動物が活発化するため、観光客はなるべく動物と一定の距離を保ち、むやみに持参したエサを与えないよう注意を促している。
~北京天津ジャピオン2018年4月2日号~