【北京7月5日】順義区の住宅兼オフィスビル「当代北辰悦君家園」で7月5日(木)18時頃、ビルの外壁の断熱シートが突風により剥がれ落ち、通行人3人が負傷する事故が発生した。
3人の負傷者のうち、2人の若い女性は脚部を負傷、63歳の女性は頭部に大ケガを負った模様で、病院に運ばれ、応急手当を受けたという。
事故の目撃者によると、ビル外壁の大判の断熱シートが女性の頭上に激突、女性は頭部から流血し、路上に倒れた。傍には断熱シートが散乱していた。
同ビル周辺を管轄する旺泉街道事務所によると、事故当時、順義区では8級(風速17・2~20・7m)以上の突風が吹いており、これにより断熱シートが剥がれ落ちた模様。また、断熱シートは20mの高さから落下しており、その際に薄いコンクリート片も一緒に落下していた。事故後、同事務所はビル周辺の店舗をすべて閉めるよう要求、周辺に警戒線を敷き、建物の壁に対する検査を行うよう指示している。
~北京天津ジャピオン2018年7月16日号~