【天津8月13日】近ごろ天津市の南京路と営口道の交差点に大型スクリーンが設置された。スクリーン上には赤信号を無視した歩行者の顔が映し出されるしくみ。これにより歩行者の交通マナー向上が期待される。
赤信号で歩行者が交差点に入ると、まず「赤信号です、歩道に戻ってください」と音声が流れる。それでも無視して歩き続けると、顔が大型スクリーンにさらされ、罰金などの処分を受ける。〝電子警察〟と呼ばれるこのシステムは、今後天津の主要交差点に次々と設置される見込み。
画像は赤信号で渡り始める前、渡っている時、渡り終わった時の3枚を撮り、顔認証システムで個人を特定する。また今後は信号無視の画像と違反した場所をインターネットにアップする方向。罰金などの処分を受けると画像は削除される。
警察によると〝電子警察〟設置後1週間で50人あまりが顔をさらされ処分を受けた。
~北京天津ジャピオン2018年8月20日号~