豊台区で走行中のバスが炎上 乗客の携帯品から引火か

【北京8月12日】豊台区南苑槐房路で8月12日(日)16時頃、「957路」バスが発火し、乗客の1人が死亡した。

北京公共交通集団によると、乗客が携帯していた物品から引火した模様。同日夜には、燃焼したバスはレッカーで移動されており、事故現場の木や壁には焼け跡が残り、路面にはガラスの破片が散乱した状態だという。

目撃者によると、バスは運行中に車両中ほどから火が上がり、数十mの高さまで濃煙が上がっていた。また、車両は骨格を残して全焼しており、火が回りきる前に乗客を避難させていたのが幸いした。事故現場付近の住民は、「バリバリと車両の焼ける轟音が聞こえた。爆発するのではないかと恐ろしく、足が震えた」と話している。

~北京天津ジャピオン2018年8月20日号~

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

PAGE TOP