【京津3月15日】世界消費者権利デーの3月15日(金)、中国消費者協会は1万人を対象に行ったアンケートの結果を発表した。この中で消費者の不満が最も多かったのは商品やサービスの品質に対してで、48.5%に達した。これに続き虚偽の商品説明30%、店側への不信21.1%など信用問題に不満を持った消費者も多かった。
分野別では健康食品や医療関連に不満が集中しており、健康食品に対する不満は28.6%と突出している。この他、医療用品19.8%、医療サービス14.7%など医療関連への不満も多い。
オンラインショッピングの際には97.7%が購入者の評価を参考にすると答え、良い評価より悪い評価に注目していることもわかった。しかし実際には、購入者の7割は自主的に評価を書きこまないため、プラットフォームや店側のシステムで自動的に「高評価」がつけられている点が問題視されている。
~北京天津ジャピオン2019年3月25日号~