「第9回北京国際映画祭」開催 映画人300人が開幕に集う

【北京4月14日】「第9回北京国際映画祭」が4月13日(土)、北京懐柔国家中影数字制作基地にて開幕した。

同日の開幕式レッドカーペットには、女優のソフィー・マルソー、栗原小巻、カリーナ・ラウ(劉嘉玲)、中国人俳優リー・シュエジェン(李雪健)、映画監督・プロデューサーのピーター・チャン(陳可辛)ら、各国の映画人約300人が登場した。

今年のオープニング作品は、フー・ジュン(胡軍)、ユエン・チュエン(袁泉)主演の音楽を題材とした中国映画『音楽家』。中国の作曲家・ピアニストである洗星海(1905―1945年)が独ソ戦勃発後、カザフスタンを放浪した一幕を描く。

期間中、コンペティション部門にて〝天壇奨(グランプリ)〟が競われるほか、「日本映画ウイーク」、「インド映画ウイーク」、「クラシック京劇映画」、映画音楽祭など約300のイベントが開催される。なお、今年のコンペ部門の審査委員には米国の映画監督のロブ・ミンコフ、中国の映画監督ツァオ・バオピン(曹保平)、イランの映画監督マジッド・マジディ、英国の映画監督サイモン・ウエストら7人が選出されている。

同映画祭は、4月20日(土)に閉幕式および授賞式が行われる。

~北京天津ジャピオン2019年4月22日号~

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