【北京6月4日】北京の「798」付近で5月18日(水)に発見された何者かに頭部を矢で貫かれた黒い犬が6月1日(水)に退院し、里親を探していることがわかった。
ボランティアによると、犬は無事退院し、傷口の経過も良好。未だに人間を怖がる傾向があるため、人と接触できるよう気持ちを落ち着かせると同時に里親を探している。
ウェイボー(微博)上で5月18日、左目上部から耳の後ろにかけて頭部を矢で貫かれた黒い犬の写真がアップされ、話題を呼んでいた。犬は「798」付近の野良犬で、ニックネームは〝大黒〟。同日午後、朝陽区の動物病院に運ばれ、長さ70cmのプラスティックの矢が摘出された。獣医によると、矢は幸いにも頭骨に至っておらず、同日夜、〝大黒〟は一命を取りとめていた。
~北京・天津ジャピオン2016年6月13日号~