【天津11月25日】天津市河西区で最近、ヘアアイロンに髪が絡まった女性が消防署に助けを求め、消防車1台と消防隊員6人を出動させた件が、「公共資源のムダ使いでは？」と物議を醸している。

応急管理部消防救援局は11月25日（月）、公式ウェイボー（微博）「中国消防」で河西消防特勤中隊が現場に駆け付け、女性の髪が絡まったヘアアイロンを工具で解体し、髪を傷つけずに解決したことを動画で紹介。これに対し、ネットでは批判の声が続出していた。

一方、消防隊側は、消防車1台と隊員6人は常々チームで行動していること、ほかにもネズミや蛇を捕まえるなど、市民から緊急で救援を求められ駆け付けるケースは少なくないと説明している。

 

～北京天津ジャピオン2019年12月2日号～