ファーストフード「麦多餡餅」 粥の中からネズミの死骸発見

【北京12月28日】中華系ファーストフード「麦多餡餅」銀河SOHO店からデリバリーした粥の中からネズミの死骸が発見された件を受け、東城区市場監督管理局は12月28日(土)、同店を営業停止とし、調査を進めていることを明かした。

報道によると、ある消費者が23日(月)夜に勤務先にデリバリーした「紅棗燕麦粥」を二口ほど飲み、味がおかしいことに気付き粥をかき回してみたところ、長さ4~5cmの尻尾を発見。さらに中身を調べてみたところ、煮崩れたネズミの死骸が見つかった。その後、当事者は協和医院で検査を受け、警察側に通報していた。

幸い当事者は事なきを得たが、事後3~4日は水すら喉を通らず、眠ることもできず、出勤もできない状態が続いているという。また、デリバリーの包装には開封された形跡もなかったことから、食品薬品監督管理部門に通報したとしている。

東城区市場監督管理局は消費者からの通報を受けた後、問題の店に対し調査を開始。目下、継続して調査を行っている。一方、食品薬品監督管理部門は店の監視カメラの映像を確認しており、当事者も勤務先の監視カメラの映像を警察に提出したと話している。

 

~北京天津ジャピオン2020年1月6日号~

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